百分の一としての沖縄(メモ)

沖縄(県)の人口は日本全国の"1%"、つまり1/100で経済のスケール感もそれに沿う形でだいたい感覚的には合っている。

沖縄県の人口(平成17年国勢調査)より。

人口 全国 沖縄県 全国比
(人) 127,767,994 1,361,594 1.07%

1/100をベースとして、人に関して全国平均より凸なり凹なりの分野があれば、それが沖縄としての特色となる(凸は突出と読み替えられますが凹にあたるのは何でしょう?)。日本に100人しかいないような専門分野には1人の沖縄出身者がいてもおかしくないのは実感としてある(例えば明治以降の閣僚経験者は1000人近くいますが、沖縄の場合は復帰の年1972年以降からカウントしなければ不公平とは思いつつ沖縄出身者は上原康助のみなのでこの方面では凹だよな、でも日本本流とは違う土俵なので例が悪いか)。


それに比べて面積は小さい。沖縄本島だけ見るとさらに小さい。

面積 全国 沖縄県 全国比 沖縄本島 全国比
(km^2) 377,914.78 2,274.59 0.60% 1,207.66 0.32%

おかげでなのか分からないが、テレビ番組やニュース等の日本地図では沖縄県が平気で省略されている場合が結構ある。都道府県としては1/47なのだが。無意識の行動というのは何かをあぶり出すようだ。


人の才能など垣間見る感じでは、それなりに才能ある人材があふれている(土地が狭いので「あふれている」もおかしくはない表現だと思う)。

沖縄最大の都市である那覇市は30万都市で、経済の中心地でもあるが、沖縄本島中南部は面積にして約40%の地域に沖縄県全体の約82%の人口が住んでおり、そこまでを一つの都市として考えると、生活実感に合うし分かり易い。
沖縄本島中南部に住む限り必要なもの、この人!、この一品!、この技術!というものは手の届く範囲にある。そこにないものは全国的にもそうはないもの。

人口 本島中南部(単独離島町村含まず) 沖縄県 全国比
(人) 1,113,234 81.76% 0.87%
面積 本島中南部(単独離島町村含まず) 沖縄県 全国比
(km^2) 477.77 39.56% 0.13%


# ちょっと言葉足らず。